パステルを粉末にし、ティッシュペーパーに色を乗せて絵を描く技法。何度も重ね塗りをして奥行きを表現。一枚完成まで約200時間以上掛かることも。まるで津軽塗りのような根気の要る仕事です。独学で学びどうにか書き上げた初めて描いた人物画が右の三姉妹。
[三姉妹]
「笑っても一日、泣いても一日、同じ一日なら私は笑って暮らしたい」今は亡き母の口癖でした。だから私たちはいつも笑って過ごすことにしました。
[青森県の風景に魅せられて]
四季を通じて様々な姿を見せてくれる青森県。十和田湖までの道中は、豊かな森からの木漏れ日を楽しみながら、奥入瀬渓流に抜けて行きます。渓流を上りきった所が十和田湖。西海岸深浦は夕陽を眺めながら露天風呂で一汗。城下町弘前は沢山の建造物をゆっくり探索しながら弘前公園へ。春はお堀に映る満開の桜を眺め、秋は菊と紅葉祭り。津軽には心に残る風景が沢山あります。
「肩すくめ
春まだ遠い
雪風巻」
[津軽の名産品を頂く]
津軽の名産品であるりんごは岩木山の自然の恩恵を受け、9月頃から11月まで多種のりんごが収穫されます。その中でも多く作られているのが「ふじ」です。鈴なりのりんご畑を見守る岩木山は、これから到来する冬を前に今は盛りと紅葉の真っ最中。頂いたりんごはふじ・ジョナゴールド・王林。描いた後美味しく頂きました。